生きて。笑いたい。
なんとなく、覗いてみた
ドキンッ……
「………………」
「神田………………」
君の全部が欲しいんだ
だから。寝顔を見れたのは凄い嬉しかった
睫毛が超長くて………肌なんか透き通ってる
唇は綺麗にピンク色で………………
「ん………………」
「!」
「………嫌………」
寝言!?
でも声を聞けた……!
ちっちゃな事なのにめちゃめちゃ嬉しかった
いつの間にか、胸の痛みなんてない。
逆に絶好調すぎるくらい最高だ
「………………」
俺は神田の髪を撫でた
サラサラとしていて、いい香りだ
「………神田…」
自分が出した愛しそうな声に、ビックリした
………何か。とにかくやばかった