生きて。笑いたい。








なんとなく、覗いてみた






ドキンッ……








「………………」



「神田………………」







君の全部が欲しいんだ









だから。寝顔を見れたのは凄い嬉しかった






睫毛が超長くて………肌なんか透き通ってる






唇は綺麗にピンク色で………………









「ん………………」


「!」



「………嫌………」





寝言!?





でも声を聞けた……!








ちっちゃな事なのにめちゃめちゃ嬉しかった











いつの間にか、胸の痛みなんてない。







逆に絶好調すぎるくらい最高だ








「………………」









俺は神田の髪を撫でた






サラサラとしていて、いい香りだ









「………神田…」




自分が出した愛しそうな声に、ビックリした






………何か。とにかくやばかった








< 115 / 316 >

この作品をシェア

pagetop