生きて。笑いたい。






本当のあたしは隠れてるのに。



皆が嫌っているあたしは何なんだろうな







そんなことを。辛いとき心のどこかで思っていた













苦しいときには。隅っこへ行き一人で耐えていた








痛い時は、一人で薬を求め続けていた









いつだって。どこだって。



あたしは一人だった











怖いときも、独りぼっちの家で泣いていた











そんな、一人歩きだったあたしを初めて見たのは、吉濱で




『…沢山生きて。飽きるほど楽しんで?。それで。笑ってよ。』










『沢山笑って沢山泣いて?……独りに慣れないで…。…………大丈夫。神田は生きていけいる。もっともっと生きよう?…』






痛い時に、初めて独りじゃなかった










本当のあたしを見つけてくれた。










貴方は小さなあたしを嫌いにならなかった








凄い人だと思った。





だけどホントはお互い一人歩きだったんだ。って、







今。気が付いたんだ










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