生きて。笑いたい。







直人は、今まで唯一。俺が病気だと知ってた友達…。








その友達を、あの時俺は頭突きしてしまった………。






神田を侮辱されたのが悔しくて………






『何にも知らねぇくせに』








そう思って、止めようとしてくれていた直人を突き放してしまった………






俺だって、友姫の事何も知らねぇくせに…………









――――ドンッ!。




「………って…」



「………………」



「おい。てめえ、謝れよ。」



「………………。」


「聞いてんのかよっ!?」





コンビニのすぐ近くで、ガラの悪い奴とぶつかってしまった。







謝りもせずにスルーしようとしたら、案の定絡まれた。







「おい!話聞いてんのかよ!?」



「………………るせぇ。」



「あ?…」



「うるせぇって………言ってんだよ……。」







そう言って、相手の腹に思いっきり足蹴りをした。






相手は突然の俺の攻撃に、アッサリとダメージを喰らった。










< 199 / 316 >

この作品をシェア

pagetop