生きて。笑いたい。
昔と今じゃ違うかも知れねぇ………
実際はもう、関わりたく無いかも知んねぇ
もしそうだったら………ちゃんと教えてくれ。
俺も友姫のように
自分より周りを守るって、決めたんだから
「…………お前はホントに馬鹿なのか。」
「あ?」
「俺はあの時、軽い気持ちであぁ言った訳じゃねぇぞ。」
直人はあの時と同じように、俺の事をジッと見る。
「確かにお前は、いつか死んじまうのかもしんねぇ」
「………………。」
「でも、だから何なんだよ。」
直人の言葉が、素直に頭に入ってくる
何だか目の奥が熱くて、涙が出そうになってしまう。
「お前はちゃんと生きてんだ。」
「………!…」
「他の奴らとなんら変わりねぇ。お前は生きてる。」
「……………っ…。」
「俺は正樹が大好きだ!!。大切な友達で!離れるなんて絶対やだっ!!。」
直人が、俺と同じ気持ちを言った。