生きて。笑いたい。
友達を。
作りたいと思うのは、
何年ぶりだろう。
友達が出来ても、
悲しませるだけだって、分かってる。
…………でも
寂しい気持ちがあまりに大きすぎて…
自分の事を一番に考えてる自分が居る。
理性が保てない。
わがままな気持ちが膨らんでいってしまう
今、
あたしはまるで
世界中に見捨てられたみたいだ。
正樹が傍に居るのに。
山本も、石田さんも、お母さんも、…先生だって
………あたしを見てくれてるのに。
この時、
この空間は、
あたしを一人ぼっちにさせる。
何度も、何度も、
何度も
あたしにまとわりついてくる恐怖感。
色んな恐怖が
沢山。
あたしにこびりついて。
離れない。