生きて。笑いたい。
――――……………………
「…………………っ…」
…………ビックリした。
正樹が倒れた時、
最低の想像をしてしまった
『もしかしたらこのまま、居なくなっちまうんじゃないか』
本気で。そんなことが頭をよぎった
肌に触れたら冷たかったから。
死んでしまったのかと思った
まだ。震えが止まらない。
…………血の気が完全に戻らない。
怖くて怖くて。
恐怖感は、
もう耐えきれないってくらい。
ずっしりと
まるで胸に焼き付けさせるように。
俺に襲い掛かってきて、
ただただ辛かった。