生きて。笑いたい。






――――俺は。どうしようも無い馬鹿野郎だ……






「……神田…」







傷つけたくなんか無いのに……




悲しませなくなんか無いのに……








俺は。神田を拒否した





ホントは、ずっとずっと一緒に居たいと思ってる。




守ってやりたいって……

スッゲェ大切にしたい…………







「……だけど…俺は。神田を守れない……」






辛すぎる。辛すぎる。





だって。神田は、最後に笑っただろ……?




しっかりとは見てないけど。視界の隅っこでずっと見てた。






……泣いてほしかった。




俺を、もっと頼ってほしかったんだ……!





俺は。神田が大好きだ……




笑顔の綺麗な、お前がさ……



顔なんかどうでもいい。俺は。神田友姫が大好きなんだ








……っごめんなさい。神田、





「……っ好きだ………!…」













     大好き。








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