生きて。笑いたい。





――――いつの間にか





1ヶ月が経っていた







あたしが居なくなるのは、あと2ヶ月……





まだ、正樹には出会ってない






「………………」






今日は、いつもと違った朝だった……






気分があり得ないくらい悪い……




熱を計っても、特に変わった様子は無いんだけど…………






「?気のせい……かな」






あんまり気にしないで、家を出た









出て、ビックリした…………






「………………おはよ」



「………………」







あれから、話し掛けてこないから……





もう。目を合わせる事も無いと思ってたのに…






「……何で?」



「さぁ?何ででしょうね?」






……あたしの家の前に、石田さんが立っていた






何で家を知ってるんだろう……





この事は、あまり人には知らせたく無かったのに…………






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