君とあたしと…彼。
きっとあたしだけが幸せだった。
何も…知らなかったから。
この時までが…
本当の幸せだったのに…――。
「戻るぞ」
「うん」
ゆうに続き倉庫へと戻ると
みんなは笑顔で迎えてくれた。
「何話してたんだよ、ゆう」
「別に」
「ケチだな~ゆうは」
「五月蝿い」
そんな会話を
楽しく見つめていた。
みんなだって笑ってた。
…作り笑いなんて気づかず。
何も…知らなかったから。
この時までが…
本当の幸せだったのに…――。
「戻るぞ」
「うん」
ゆうに続き倉庫へと戻ると
みんなは笑顔で迎えてくれた。
「何話してたんだよ、ゆう」
「別に」
「ケチだな~ゆうは」
「五月蝿い」
そんな会話を
楽しく見つめていた。
みんなだって笑ってた。
…作り笑いなんて気づかず。