君とあたしと…彼。
その後もゆうと楽しく
色んな場所を見て回った。



時間を確認すると
17時を指していた。



「ゆう~この後どうする?」

「…俺ん家(ち)来るか?」



…ゆうの家…。
確か…まだ行ったことなかった。


「行く!」



そう返事をすると、
来た道を逆戻りし始めた。



数分歩くと、
住宅街へとやってきた…が、
奥に見える高いマンション。



「俺ん家(ち)あそこ」


とゆうはマンションを指差し、
そっと口元を緩めた。



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