君とあたしと…彼。
ガチャと高級感丸出しの音…。

「誰もいねぇから」



とだけ呟きゆうは
慣れた感じで靴を脱ぐ。


その後をあたしは着いていく。


リビングに通され、
あたしはあまりの眩しさに
目を細めた。




「わァ~♪」


リビングいっぱいに広がる窓からは
太陽の光が入っていた。



そして街いっぱいが目に入る。



「ゆう、凄いね!綺麗」

「そうか?」


ゆうはお茶を取り出し、
真っ白なソファに腰掛け、
ハシャグあたしを眺めている。



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