君とあたしと…彼。
「有紗、こっち来い」


とゆうは隣を
ポンポンと叩く…。


素直に隣に座り、
お茶を一口もらうことに。



「今日は楽しかった」

「……良かったな」

「うんっ」



ゆうのことについて
また一つ知ることが出来、
あたしの機嫌は上々だ。



「有紗…」


その甘い声にあたしは
そっと瞳を閉じる…。

そっと重なった唇。



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