君とあたしと…彼。
もうこのまま…
ゆうと一緒にいたいよ。

一生離れられなくなりたい。



「何泣きそうになってんの?」

「…ゆうが好き」

「知ってる」



優しい顔を見せてくれるゆうが…
何故か離れちゃいそうで怖い。

消えちゃいそうで…怖い。



「風呂入って来い」

「…うん」

「俺のスウェット貸すから」

「ありがと」



ゆうから受け取り、
風呂場へと入り…。


ゆうのスウェットに顔を埋めた。



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