君とあたしと…彼。

「ブランコ乗るか?」

「うん」



あたしの道を選んだ。


―数日前―



「返事決めた?」

「決めたよ…聖夜」

「…付き合ってくれる?」

「…うん」


あたしは聖夜を選んだ。


これが最後の幸せだと
あたしは信じたいんだ。



だから聖夜の側で笑ってたい。




「懐かしいな!ブランコ」

「だね~」



秋に入り掛けた最近は
風が心地よくて…。



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