君とあたしと…彼。

返事

朝陽を見上げ…
今は夕日を見送る。


今にも見えなくなりそうな夕日を
横目にあたしは…
ゆうだけを待っていた。



朝見送った小学生は
今では下校している。


「来ないかな…」



大地は伝えてくれたのかな?
…ゆうはもう…
あたしのことなんて思ってない?



あたしは聖夜と付き合って
改めてどれだけゆうが好きかを実感できた。


どれだけ…
愛していたのかを。



それは言葉では
表すことなど出来ないんだ。

それ程…好きで好きで仕方ない。




目を瞑ると同時に
程よい眠気が襲い掛かる。



「寝ちゃう…」



コテッとなる頭…。


< 175 / 209 >

この作品をシェア

pagetop