君とあたしと…彼。
「有紗は俺がもらう」
強く抱き締められ、
耳元でそう告げられた。
「ゆう…色々ごめんね」
ただ…あたしは、
ごめん。としか言えなかった。
「心配するな」
優しい笑みを見たのは
ほんとに久々だった。
滅多に笑うことのないゆう…。
「姉貴に報告するけど」
「…うん」
「有紗はここにいろ」
「でも…」
「いいから」
部屋にあたしを残し、
ゆうはリビングへ消えた。
数分して2人の声が聞こえた。
強く抱き締められ、
耳元でそう告げられた。
「ゆう…色々ごめんね」
ただ…あたしは、
ごめん。としか言えなかった。
「心配するな」
優しい笑みを見たのは
ほんとに久々だった。
滅多に笑うことのないゆう…。
「姉貴に報告するけど」
「…うん」
「有紗はここにいろ」
「でも…」
「いいから」
部屋にあたしを残し、
ゆうはリビングへ消えた。
数分して2人の声が聞こえた。