君とあたしと…彼。
1ヵ月後には
ゆうは何種類もバイトを始めた。



休んでる姿を最近は見てない。


珍しい休みは
家事をしてるし…
このままじゃゆうが倒れる。


今のあたしには何が出来る?

そう毎日考え続けるが
なかなか浮かばない現実。



そんなある日…。


昼を回った頃に
チャイムが部屋いっぱいに響いた。



「はァ~い…大地、昴」


大地と昴が立っていた。



「久しぶり!有紗」

「久しぶりだね!入って」



勝手に上げちゃって良かったかな?

ここに住んでいるとはいえ、
あたしの家ではない。

ゆうの家だ…。



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