君とあたしと…彼。
でも玄関だと
申し訳ない気がした。


「どうしたの?急に」

「いや…ゆうのことでね」

「ゆう?」

「バイトし過ぎじゃね?」



…あたしも思っていること。


「だよね…」

「このままじゃ倒れるな」

「うん」



いくらあたしの為とはいえ…
そんなに頑張らなくてもいいのに。


今のあたしなら
まだバイトは出来る状態だし。



お腹もそこまで目立たない。



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