君とあたしと…彼。
「それで…コンビニに行こうと」



あたしは俯いて答えた。



「…あんま出歩くな」


と抱き締められ、
そっと撫でられる頭。



あたしもゆうの背中に
ギュッと手を回す。


「俺を信じてろ」



その言葉を最後に
あたしはゆうの温もりを
その場で感じさせられた。






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