君とあたしと…彼。
*2章節*

小さな夢

――次の日――


「有紗、帰るぞ」


廊下には
優しく微笑む大地。



「今行くね!」



鞄を持ち立ち上がると、
クラス全員が
一気に静止した…。


いつものことだ…。




去ろうとするあたしを
みんなは冷やかな目で
見つめがら…

そっと道を開ける。



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