君とあたしと…彼。

キス、キス…

――次の日――


来ちゃダメ…。
だけど来てしまった。



……見慣れた倉庫へ。


学校を休んでまで
来てしまったんだ…。

怒るよね…ゆう。



裏口にある小さなドアの前…。


そっとドアノブに
手を掛けた時…



「有紗様…?」

「…翔留…っ」



久しぶりに聞いた声は…
やっぱり翔留だった。



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