君とあたしと…彼。

ブランコ

それから数分して
大地に怪我の手当てをしれもらい、
今は夜空の下を
ゆうとデート中…。

と言っても
送ってもらってるだけ。



「ゆう…」

「ん?腕がいてぇか?」

「腕は平気」

「じゃ何だ?」

「…我が儘言っていいかな?」



ゆうからの視線は
凄く優しくて…。



あたしは微笑んで、
隣にある公園を指差して、


「寄って行こ?」


と声掛けてみた。




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