君とあたしと…彼。
「ゆう、泣かせんなよ~」


大地があたしの側に来て
優しく頭を撫でると…



「有紗に触んな」

「ヤキモチ!?」

「…有紗、奥行くぞ」



う、そ…ヤキモチ!?
そうだったら嬉しい!

チラッとゆうを見ると
目が合って…


「見んな」



とだけ言われ、
奥の部屋へと連れ込まれた。



ドアを閉め、
ゆうは腕を離して
ジッとあたしへと視線を移す…?


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