ラブして★Honey×Honey!

彼のトラウマ


   ★‡said琴子‡★



「琴子っっ!///」


佐々くんをドンっと押しのけて

あたしは資料室を飛び出した。



佐々くんは
なんであんなことするのっ//


キスしたり
突き放したり

告白されたあたしに意地悪したり
いきなりあんな態度をとったり



勝手に彼女だっていったり
だけど好きとはいってくれないし



もぅ佐々くんが何を考えてるのかわからないっ!



「好きになんてならなきゃよかった///」


あたしは廊下を走りながら
涙を拭った。



「あっあれ?琴子ちゃん?」


廊下で直人くんとすれ違ったけど
泣いてるとこを見られたくなくて
そのまま通り過ぎた。



「琴子ちゃんっ??どーしたの?」


あたしの背中の方で直人くんの声が聞こえてた。



< 133 / 208 >

この作品をシェア

pagetop