ラブして★Honey×Honey!
★‡said剣志郎‡★
「....くそっ...っにやってんだよ俺は!!」
結局泣かせたくなかった琴子を
泣かせた。
そんな自分を許せなくて
ひとり取り残された資料室で
机をガンッと蹴飛ばした。
大事にしてぇのに
だせぇぐらいに嫉妬して
自分をコントロールできないなんて
情けなくて自分自身に涙がでた。
「剣?!」
そこに現れたのは
部活を終えた直人だった。
「剣?琴子ちゃんと何かあった?なんか泣いてたみてぇだけど?」
「.....//」
「剣っまさか?!」
「....っそうだよ?無理やりヤろうとしたよ!!」
「剣!お前なんてことっ...」
「仕方ねぇじゃねーかよっ!!アイツが気になって自分が押さえらんねーぐらいどぅしようもなくて...嫉妬して自分コントロールできなくて好きでたまんねぇんだよっ!///どーすりゃいんだよっ!」
俺は小学生みたいに
子供に戻ったように涙が止められなかった。
「ったく!ホントばかだな剣は!」
俺を慰めるように
直人はやさしく微笑んだ。