ラブして★Honey×Honey!



佐々くんに薬を飲ませたあと


あたしはお粥を炊いたり
部屋に散乱する洋服をたたんだりした。



色々片付けている間にすっかり夕方近くになり


あたしがゴソゴソと動く気配に気がついた佐々くんが
目を覚ました。



「....だれ?」


眠気眼な佐々くんが目を擦りながら起き上がった。



「佐々くん!目覚めちゃった?ごめんね、起こしちゃったかな?」



「....琴子?」


びっくりした声で目を見開いた佐々くんが
ベッドから出ようとする。



「あっ!まだ寝てなきゃダメだよ!すごい熱だったんだから。」


あたしはお粥を運びながら
佐々くんの元に慌てた。



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