ラブして★Honey×Honey!



佐々くんは
そんなことお構いなしに

あたしの手を掴むと
勢いよくグイッと保健室の中へあたしをひっぱった。



ピシャン!



そして
保健室の扉を閉めた。



保健室の扉の向こうで
女の子たちが騒ぐ声を聞きながら


扉一枚隔てた中で


佐々くんはあたしに深いキスをした。



「なにガマンしてんの?」


「だって...佐々くん人気者すぎるんだもっ...//」



そういいかけたのに
再び佐々くんの唇が言葉を奪う。



「....っん!......ぁ....ささ....」



扉にガタンと
抑えつけられキスをされてる。



扉の向こうにたくさんの女の子がいるなかで
バレちゃうんじゃないかとハラハラしながら

キスに集中ができなかった。



「っ....んんっ.....はぁ...」



唇を離した佐々くんは
意地悪に微笑んで


「なんかこーいうのエロくね?」



そういった。



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