ラブして★Honey×Honey!
「本気の.....キス..しちゃった。」
「えっ?///琴子、まさか..」
「う、うん。.....好き..になっちゃったみたい。」
はぁっとひとつため息をついた志乃は
やっぱりねっていう顔をして
だけどあたしの頭をくしゃくしゃっと撫でた。
「しっ志乃?」
「...しょうがないよね。好きになっちゃったら相手がどんな人だって、やめれるワケないもん。でしょ?」
「う、うん///」
そう。
どんなに佐々くんが遊んでる人だって
キスに理由がなくたって
好きな気持ちは止められない。
「本気になっちゃダメとは言ったけど、なんとなくアイツ佐々剣志郎が琴子に近づいた瞬間から好きになっちゃうんだろーなって想像はできてたもん。」
「そっそうなの?」
「そ。だって相手はあの佐々剣志郎だよ?好きにならない方が難しいんじゃない?..まぁわたしだったら一生ありえないけどね!」
そういって志乃はあははっと笑った。
志乃はあたしが傷つく恋かもしれないのをわかって
でも心から応援してくれるんだ。