ラブして★Honey×Honey!
――「.....だからココはこの数式を使うと..わかるか?」
「うん...//」
一生懸命教えてくれる佐々くんとは裏腹に
あたしはまったく内容が頭に入らずにいた。
佐々くんとの距離が近くて
教科書を覗き込むたびサラサラの前髪が触れそうになる。
メガネの下にちらっと見える瞳が
色っぽくて
ドキドキしすぎて
勉強なんか集中できない。
思わず佐々くんに見とれて
ぼーっとしてると手に持っていたペンがコロンと転がった。
「美咲...?」
「あっ///ごっごめ...」
佐々くんの方に転がっていったペンに手を伸ばすと
ペンをとってくれようとした
佐々くんの手に触れてしまった。