smile again
「そんなこと、言わないでっ……あたしは、あの日悠斗さん達に救われた……ずっと孤独だって思ってた。悠斗さん達とここで暮らしてから毎日がほんとに楽しかった。」







「………」







悠斗さんは何も言わずただ黙ってうつむいている。







「住む世界が違うって何ですか?世界は1つです。あたしの世界も悠斗さんの世界も同じなんです。離れろなんて言わないで……1人にしないで………」








涙が止まらない。あたし、こんなに泣き虫だったっけ。










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