smile again
「あなたも何か大切なものを失ったんじゃないの??」





「……」






早瀬は少し考えてたばこを足でもみ消した。








「じゃあ綾部達が来るまで昔話でもしてやるよ。」










そう言ってあたしの隣に座った。












早瀬の目はどこか遠くを見ているようだった。

< 163 / 181 >

この作品をシェア

pagetop