smile again
ずっと握っててくれたんだ。そう思うとなぜか自然と口が緩む。










気付かれないように手を離したつもりだったのに悠斗さんは目を覚ました。










「あの…ベッドごめんなさい。」






「別に。つーか泣き疲れて寝るとかガキかよ。」







そう言って笑ってあたしの頭をくしゃくしゃにする。










「ちょっとやめてくださいよぉ!!」







こんな風に楽しい時間が毎日過ごせると思ってたのに闇はもうすぐそこまで近づいていた。
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