オートボルタ

雫(シズク)

透明な雫が 頬を伝う
声をあげて 子供の様に
泣き叫び アナタを呼ぶ

いつからか 鳴く事を忘れた私は
一人きり うずくまり膝を抱えて
側に居てくれたアナタを見失ってしまったの


ここに居て 側に居て 一人にしないで
抱き締めて 離さないで お願いだから
流れ落ちる あの星の様に
もう止められないの?

透明な雫が 頬を伝う
声をあげて 子供の様に
泣き叫び アナタを思う
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