恋道
右手でほっぺたに触れてみる。

あつい・・・

やっぱりあたし、宇野のことが気になっているんだね。
まだ、数日しか立ってないのにこんなに気になるのは初めてだよ。
・・・焦る。

「ゆいな??理科室いこー」
あさみ!奈津美!
「う、うん!」

3人で教室からでた。
あたしは顔が真っ赤だということをバレないように下をむいてた。

ごめんね、2人とも…
別に教えたくないってわけじゃないんだけど、なんか、恥ずかしくて・・・
で、でも!必ず教えるからね!!
ちゃんと、自分の気持ちに自信がついたら。
宇野のことが好きってちゃんとわかったら。

正直、本当に好きかわかんないんだよね。
気になっているのはたしかなんだけど、突然のことだったから
もしかしたら何日かたったら、
なんか違うかも。ってなっちゃうかもだし・・・
まぁ、そんなことはないと思うけど…

でも、ちゃんと教えるから・・・

もうちょっと待ってね。
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