恋道
バシッ!!

宇野があたしのご飯を奪った。

はへ?

そして、蓋を開けてガツガツご飯を食べた。
「うえぇ~、牛乳味!!」
「あはははっ」

周りは爆笑。
「え??なにしてんの?」
あたしは宇野に言った。

「だって、お前どーせ家に帰ったら捨てんだろ?もったいねーじゃん」

どきっ!!!!!
「?!?!!」

ちがう…今のどきっとしたのは、ご飯を捨てることをバレたどき!ではなく…

「だから俺が食ってあげる~♪まずいけど!!」
「あははっ」
「宇野、全部食えよー」

宇野の笑顔にどきっとしてしまった・・・
< 8 / 14 >

この作品をシェア

pagetop