10日間の奇跡
「あっ!!雷斗買い物して来てくれたんだ。ありがとう☆」

結香は買い物袋を俺から受け取って冷蔵庫にしまっている。

「あぁ。なんか適当に買って来たけど大丈夫だよな?」

結香はピースをして余裕の笑みを見せた。

時間はすでに11時になりそうだった。

散歩に出たのは9時くらいだったから大分外に居たんだな…。

俺はテーブルの近くに座った。結香は部屋の掃除をしていたらしく続きを始めた。

「なぁ…結香。」

「ん?何?」

「今日行きたいとこある?」
結香は少し考えてこう笑顔で答えた。

「海行こ!!うん。

足つかるくらいでいいからさ☆」

こうして俺と結香は海に行くことになった。
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