10日間の奇跡
ずっと開いていた親父との隙間がうまった。

「これも奇跡なのか?

結香…

母さん…。」

俺は空に向かって話しかけた。

今日の空は雲ひとつない快晴で…

その空の下で向日葵が太陽の方を向いて綺麗に咲いていた。











『雷斗…。



生きて…。』

そう言う結香の声が聞こえた気がした…。
< 210 / 216 >

この作品をシェア

pagetop