10日間の奇跡
準備といってもたいしたものはないからすぐにできた。


俺は高校入ってから親父のもとを離れて一人暮らしをしていた。


そこに病室の扉がノックされた。

「佐上君入るよ?」

神田川先生だった。

「はい!どうぞ!!」


先生は俺の準備が出来たか確認しに来たようだ。

「準備は終わったようだね。じゃあ行こうか?」

神田川先生は車の鍵を持っている。
送ってくれると言った。


俺は病院から家は少し離れているので頼むことにした。
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