10日間の奇跡
「雷斗苦しいよ〜!!」

気づいたら俺は強く結香を抱きしめていた。

「あぁ!!ごめん!!」

「ううん!いいよ☆」


俺と結香は朝ごはんを食べ終えるた。結香は食器を洗っている。


「なぁ…結香。」

「なあに?」

「今日買い物にでも行くか?少し遠出しよう!!」

この辺で買い物してもいいんだけどやっぱりな…
知り合いに会ったらいろいろ大変そうだし…。

「うん!!行こう☆
じゃあ早く支度しなきゃね〜!」

食器を洗い終えた結香は昨日着ていたワンピースをとり出した。

「洗っておいてよかった。」

急いで洗っていたのでなんとか乾いたようだ。


俺も財布の中身を確認した。今まで親父が必要な生活費は出してくれていたので金の心配はいらなそうだった。


「雷斗〜準備出来たよ!!」

「おうっ!!今行く!!」


俺と結香は家を出た。
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