1カラットのナミダ


‐学校‐




「潤ぅ〜次、移動だよ〜」




「わかった!先に行ってて!」




…ん……?



誰か…いる…?




「私…蒼くんが好きなの…」




「ごめん…今、彼女つくるきないんだ…」




「遊びでもいいの…それでも…ダメかなぁ…?」




うわぁ〜何言ってるんだあの子!!




「わかった…」




え…!?




ちょ、ちょとキスしてるよぉ〜!!




「カタンッ」




ヤバッ!!




「誰か…いる?」




も〜いいや!




「ごめんね…何かおじゃまだったよね…あははぁ…」




私は、走り出した…




その場いられなかった…




泣いてしまいそうで…
いや、もう泣いてたんだ…









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