１ｶﾗｯﾄのﾅﾐﾀﾞ

「疲れたぁ〜」




「どうしたのよ！学校着いてそうそう！」




そう言ってきたのは、親友の神埼未由。中学からの友達。性格はあたしと違ってサバサバしてる。




「実は…」




私は、昨日の事を未由に話た。




「マジ〜！よかったじゃん！」




「どこが！全然よくないよ！」




「だって、学校１のモテ男と同棲してるなんて超ラッキーじゃん！」




「同棲じゃぁなくて、同居！しかも、超エロいんだよ！ヤりたくなったらメールしてとか言うし！」




「あっ！噂をすれば…」



げっ！あいつだ…しかも周りにはたくさんの女の子がいる。




「あっ！潤だぁ〜」



もう…学校では話かけないでよ…




「ねぇ〜誰ぇ？」




「ん…？あっ昨日はありがとな！」




「ねぇ〜どういう事よォ」



「ちょっと！変な言い方しないでよ！」



「なんでぇ〜同じ屋根の下で過ごした仲じゃん！」




ちょっと…


うっ…蒼くんの周りにいる女の子が私を睨んだ。




助けて〜誰かァ〜








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