君のもの。Ⅱ




弱い僕には何も話せないよ…。



琴夜、お願い…。

今はこのまま抱きしめててよ…。



これが最後でいい。





琴夜、僕には琴夜の過去を知る資格なんてありましたか?









僕は本当に弱虫でした…―――。







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