君のもの。Ⅱ






「先輩…、おはよう…////」



次の日、君はいつもと違った。



頬を赤く染めて、下を向いていた。





啓太、僕は君を心から可愛いと思ったよ。



僕は啓太を抱きしめた。



昨日みたいに…。

きつく、抱きしめた。



啓太、君はビックリしていたね。

人が流れていく、朝の通学路。





啓太、僕は君だけを見るよ。



この先、ずっと…



何があっても…―――。







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