君のもの。Ⅱ




「あっ、そう言えばさぁ…」



「何ぃ~?」



「拓海も手ぇ出そうとしてる相手、男の子だったんだよ!」



「へぇ~、どんな子ぉ?…可愛かったぁ~?」



「う~ん、なんつーかさぁ…超小っちぇーのっ!!最初、幼稚園児かと思ったしっ」



「幼稚園児とか、可愛い~っ♪俺の彼氏も小っちゃくて可愛いよぉ~!」



「え、マジっ??…最近は小っちぇーのが流行りなわけ?」



「知らなぁい♪」



「あ、で…その小っちぇーのの名前がたしか~」



「うん、何ぃっ?」



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