押忍 忍暁町牡蛎一家愚連隊

日本橋の学校へ行ってみるとそこは一学年５０人の学校で半分は越境生の私立校に進学する為の学校で公立なのにブレザーの制服だった。

ズボンが半ズボンだったので俺はボンタンを仕立てブレザーからシャツの襟をだしてリーゼントで通い出した。

ここでもあっと云う間に生意気な野郎をぶっ飛ばし相変わらず学校には昼飯を食いに行くだけだった。
喧嘩に負けた奴等を舎弟にして東京駅のタクシー乗り場の側溝に落ちてる金を拾わせたり、隅田川渡って深川八幡宮の賽銭箱の底に穴を開けて賽銭泥棒やまたまた近辺の学校に出向きかつあげをし、銀座へブルース・リーの映画をハンドル絞ったチャリンコにヌンチャク持って見に行き中学生をひっぱたいてはかつあげをしてたんだ。

ここでは余りにも出席が足らず卒業式の時に卒業証書を貰ったのだが名前が記載されておらず俺は中学入学後、補修を受けて６月にやっと卒業出来た。

こうして俺は小学校生活を終えたんだ。