幸せのつぼみ。





よくみると、可愛い女の子だった。

俺は少し顔を赤くして、大きく息を吸う。


女の子のおでこを触ると、とっても熱かった。



このまま置き去りにするわけにもいかず、

人も誰も入ってこない。


急いで寮長に知らせようとした。



「す…すみません…」


女の子はまた、申し訳なさそうに誤る。


「いえ、それより、立てますか?」


女の子はぐったりと、立ち上がった。

「あの、ありがとうございます。

もう一人で大丈夫なので、すみません」


と、ゆっくりと階段に向かった。



俺は自分の部屋に戻りつつも、

彼女を部屋の番号を確認した。


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