幸せのつぼみ。
【それに…】
優くんは、何かを言いかけていた。
聞くと嫌だろうけど…
どうしても聞いてしまう....私。
運よく食堂に着き、適当に座る。
学園の食堂でいつもお世話になっている、
美人なメイドさんが出てきた。
「優梨亜ちゃん、今日は彼氏と?」
っ!!
メイドさんは勘違いをしていた。
「いや、ち、違う!」
私は言い張った。
本当の気持ち、いつか、言えるかな?
そう思いながら、優君を、見る。