幸せのつぼみ。






【それに…】

優くんは、何かを言いかけていた。


聞くと嫌だろうけど…


どうしても聞いてしまう....私。


運よく食堂に着き、適当に座る。


学園の食堂でいつもお世話になっている、

美人なメイドさんが出てきた。



「優梨亜ちゃん、今日は彼氏と?」


っ!!


メイドさんは勘違いをしていた。

「いや、ち、違う!」


私は言い張った。


本当の気持ち、いつか、言えるかな?



そう思いながら、優君を、見る。
< 21 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop