ツンデレな王子さま♪






「噂に決まってんだろ?」

秀は相変わらずポーカフェイスで言ってみせた

噂…


そう分かってても

胸にひっかかるモノがもう一つある。


「秀…」

ココアをテーブルに置いて思いきって聞いてみた

こんな事言ったら嫌われるかもしれない…。

でも


不安なの

「秀はわ私とえっちしたいって思ったりしない?」

その言葉に持っていたコーヒーを床に落としてしまった秀

ボトっと鈍い音を立てマグカップが地面に落ちコーヒーがカーペットに染みてゆく

恥ずかしくなって

思わず顔を隠した





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