ツンデレな王子さま♪




「ぁぁ…あの…?」



雫が顔を真っ赤にしながら言った


俺達が今いるトコは図書館


授業中だから誰1人いなくて時計の秒針のチクチクという音だけが響いていた



図書室の机に腰を掛け雫の腕を放した



「秀…?ど…どうしたの」


顔を真っ赤にしながら言う雫に思わず胸がキュンときた



か…かなり可愛いッ




勢いあまって雫を抱きしめてしまった



少し震えてる雫の身体に不安がよぎった



でも



放す事が出来ねぇ



放したくねぇ…。










「し…し…雫がす…すげぇ好き…だ」




雫をさらにギュッと抱きしめて言った





返ってくる言葉に怖くて目をつぶった













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