ツンデレな王子さま♪
教室に帰ると当然授業が始まっていた
恐る恐るドアを開けようとした時誰かの腕が私の顔の横に伸びた
「俺より授業選ぶとか雫もマジメだな」
耳元でそう言う…。
急にボッと顔が赤くなったのが分かった
「秀離れてよぉ…ドア開けられないじゃん」
ドアに背を向けて秀に言った
ひとまず離れてほしい。
授業遅れたうえに秀がいたらやっかいな事になっちゃうもん
そんな私を見て鼻で笑う秀
どこか挑戦的に鼻をかすめると断りもなしにドアがバッと開いた
ちょっ…
秀!!